判断力を失った僕は「寝なければ人の倍働ける!画期的だ!」と、素晴らしい発明をしたかのようにコンビニでコーヒーを買っていた。
その数時間後には扁桃腺の腫れを感じ、翌朝には見事に風邪を引いて、今に至る。

「寝なければ人の倍働ける」というのは間違いというのを学んだ。

風邪を引いた時に思い出すのは、小学生の頃に体温は40度を超えた時の記憶。
風邪を引いた時は僕がプリンで、兄がゼリーと決まっていたが、その時ばかりはプリンを食べれずゼリーを食べた記憶がある。

立つだけで吐き気をもようし、寝ながら見ていた国民的時代劇「水戸黄門」が襲ってくる妄想にうなされた。
女手一つで三人の子供達を養っていた母は大事な仕事を休み、つきっきりの看病をしてくれた。
30kg近くあった立てない僕を小柄な体でおぶり階段を降り、病院まで連れて行ってくれた記憶が鮮明に蘇る。

人生で体験した事のない、強烈な出来事が起きた時に関連記憶として残った母親の愛情を感じながら、「親孝行できてない」と反省をしました。
風邪が治ったら食事にでも連れて行きます。