「個人によるイノベーション」 やテクノロジーを自由な発送で使いこなす”Maker (メイカー) “のための雑誌『Make』のシリーズとして、発刊されるMakeシリーズの書籍である『子どもが体験するべき50の危険なこと』を読む機会があったので、感想をレビューです。

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この本には、普段の生活でついつい大人たちが言ってしまう「危ないからやめなさい!」という事が書かれています。

さらにこの書籍の冒頭には『あなたにとって、たぶん生涯でもっとも危険な宣言文』と題した宣言文と署名と日付を記入する箇所があります。
そしてその後には、この書籍で紹介された内容は完全・安全・正確を保証されてはいないと明記されています。

タイトルと書籍の冒頭ですでに、おもしろおかしい雰囲気が満載ですが、内容はさらにおもしろいものとなっています。
それだけではなくて、巻末にはそれぞれの体験すべきことをおこなう 理由 (謎) がまとめて記載されています。

特におもしろかった3つの『体験するべき危険なこと』

『9ボルトの電池をなめてみよう』

50のことの1つめである。電池をなめてみよう。
さっそくこの本のおもしろさと、自分が大人になってしまって固定概念が強くなっているのを思い知らされます。

電池をなめることによって舌の”味蕾”という受容体の反応を感じて、どうして・なぜ・なにが起きるかを知り、電気の刺激を通じて味覚とはなにかを体験するきっかけになります。

項目 内容
必要なもの 9ボルト乾電池
カテゴリー 経験
所要時間 0.25
難しさ 0.5
危険の種類 電気ショック

『ポリ袋爆弾をつくろう』

ちょっと過激だけど、男の子は誰しも描く”爆弾”の夢を叶えてくれる体験。重曹と酢を使った化学反応を利用して、作る爆弾は危険度は少なさそう。

単純な化学反応を試して、物質と科学の関係を理解したり、興味を抱くきっかけになります。

項目 内容
必要なもの ジッパー付きポリ袋
計量スプーンと計量カップ
重曹

ぬるま湯
ペーパータオル
保護メガネ
カテゴリー 経験
所要時間 0.6
難しさ 5
危険の種類 ちらかる
目が見えなくなる
人の物を壊す

『友達に毒を食べさせよう』

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強烈なタイトルですが、しょっぱいクッキーを作って友達に食べさせるというイタズラです。僕の一番のお気に入りであり、ある意味で一番貴重な経験になるのではないかと思っています。

詐欺、ペテンのことを英語では『con (コン) 』と言い、とても上手に人を騙す人を『コン・アーティスト』と呼ぶようです。

1枚目は食べてくれても、しょっぱくてまずいクッキーを友達に食べさせるには、その何倍もの美味しいクッキーをあげる必要があります。また、毒をもっても許してくれる友達を選ぶことを通して友人とは友情とは何かを考えるきっかけになります。

「嘘をつくことは悪いことだからしてはいけない」と言われて育つこと多いと思いますが、言われてしないことよりも実感して体験して育つことの方が正常であり、正しいのではないかと思いました。

項目 内容
必要なもの クッキーの材料と作り方
オーブン
キッチンミトン

クッキーシート
料理用のボウル
友達
カテゴリー 経験
所要時間 2
難しさ 4.5
危険の種類 やけど
気持ち悪くなる
嫌われる

感想・まとめ

この本のは子供達に物作りを教える『ティンカリングスクール』を開設したGever Tulley (ゲイバー・タリー)という方によって書かれたものです。「無茶をやる」ことから習得されるというゲイバーの新年に基づき、見守られた中で無茶なことをして得られる発見や学びを多くの人と共有するためにこの本は生まれました。

気がつけば、ここに書いてある多くの事は、僕も幼い頃やっていた (またはやらせてもらっていた) ことだと思い出しました。僕も子供を授かることができたら、こんな本をプレゼントしてみたと思いました。

そして「これはしちゃいけない。あれは危ない!」と頭ごなしに言うことは、子供の成長や発見の可能性をつぶしてしまう危険性があることを学びました。

書籍情報

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