今年初めて親父と呑んだ。

僕のことを自由奔放や自己主張が強い・うるさい・デリカシーがないと言う人がいるが、その個性は親父から受け継いでることは間違いない。(彼は僕の10倍くらいのアクの強さだから…)

そんな親父が新しい事業を仲間と始めるらしく、ウェブに精通している僕へ相談をしたかったらしい。

詳しい内容は割愛するけど、デジタルマーケティングとかカスタマージャーニー・カスタマーセントリック・Lean UXの話を小売業を30年近くやっている人たちに専門用語を使わずに話した。

普段は少し難しくても端的に伝わる小難しい言葉を使って説明してるけど、専門用語を使わずに親子の会話のようにナチュラルに喋ることでさらに理解は深まったと思う。

商売を30年続けた父は僕の説明をうけて「俺もそうだったけど、自分が言いたいことよりも相手が不満に思う事を引き出して形にしてあげるのが商売の基本だぞ」と言う父。

うるせーよ、と思いながら未来の自分から助言を受けているようで身にしみている…。

思えば、僕は親父に似ていて幼い時は「お父さんにそっくりね」と言われて喜んでいた。

僕の生き方は良いところも悪いところも親父にそっくりで、我が子をみながら自分の過去を重ねなにかアドバイスをしたくなってしまうのだろう。

そんな親父と話して感じたことは2つ。

彼の個性は僕のそれにとても似ている。だから僕自身の大切な人に”個性の批評”をしてもらうよりも、親父の大切な人に批評をしてもらった方が率直な意見と真意を聞けると言うこと。

もう一つは、この半年間に僕は多拠点とその体験を求めて男木島で畑を耕し、海で漁をした。親父は畑を耕し、古民家を改築して、川で釣りをする体験を提供しようとしている。

生きてる時代は違くても同じ時は生きていて、似たようなことしている親子って面白い。

自分は大切な人たちにどんな想いをさせてるのかと思った日だった。